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灯火具コレクション

記事ID:0010551 更新日:2011年3月1日更新

ひょうそく(たんころ)

ひょうそく(たんころ)の写真

ひょうそくのオリジナル形ともいわれるもので、横からの姿がひょうたんに似ている。 中央突起の孔に灯芯(イグサの芯)をさして灯りをともす。 大部分の底面(裏側)に穴(くぼみ)があり、提灯や燭台の釘にさしてろうそくの代わりとしても使われた。

雀(すずめ)形ひょうそく

雀(すずめ)形ひょうそくの写真

スズメの形に似ているところからこの名が付けられている。 灯芯を乗せる舌状の板の下の隙間から燃え油が内部に戻るようになっている。

灯盞(とうさん)

灯盞(とうさん)の写真

上皿の縁に灯芯を置いて灯りをともす。 その際の燃え油は上皿の裏側につたわってたれ、下皿に溜まる。 灯明皿ともいわれる。

瓦灯(かとう)

瓦灯(かとう)の写真

灯皿を蓋に乗せて使用した。 就寝時には蓋をかぶせ、明るさを調節した。 蓋の上部には空気導入・油煙抜けのための穴があけられている。 写真は蓋をかぶせている状態。

短檠(たんけい)

短檠(たんけい)の写真

短檠の柱の中途には雀形ひょうそくが置かれ、下部の台の上には油壷が置かれた。 寝室や茶室で使用された。 左の写真は「ねずみ短檠」とよばれるもので、油皿の油が少なくなると、柱の途中の小さいねずみの陰にある孔から空気が入り、柱の上にいる大きなねずみの中に溜められた油が、孔から入ってきた空気に押されて、油皿の上に落ちる。 油皿に一定量がたまると、自動的に給油が止まる仕組みである。

燭台(しょくだい ろうそく立て)

燭台(しょくだい ろうそく立て)の写真

和ろうそくの芯は、和紙に灯芯を巻きつけたものを使うため、燃え芯が残り、そのままにしておくと炎が小さくなってしまう。 そのため、支柱に掛けられているピンセット状の「芯切りばさみ」で、ろうそくの燃え芯をつまんで、台座に置かれた「芯つぼ」に入れた。 上部の皿上には、ろうそくを立てるためのに突起がある。 輪状の金具にたんころなどひょうそくをのせて使用することもできる。

遠州行灯(えんしゅうあんどん)

円筒形の灯袋が開き、明るさが調節できる。 灯皿は黄銅製で、中央で吊られていて多少揺れても安定を保つようになっている。 小堀遠州の創案からこの名が付けられたともいわれる。

有明行灯(ありあけあんどん)

下の台の中に上の火袋がすっぽり収まる構造になっている。
終夜点灯する時など、長時間使用の場合は、灯芯を短くして灯袋を下の台箱に収めた状態で使う。