本文
昭和40年代の都市化の進展により西田川は、昭和48年にはBOD値が132mg/Lという汚れた川になっていましたが、昭和46年から西田川を含む蒲郡市公共下水道が着手され、昭和52年度に公共下水道が供用開始されると、それ以降は下水道の整備が進むにつれて河川水質は改善され、平成27年には1.1mg/Lまで改善されました。
(注)BODとは:生物化学的酸素要求量のことで水中の有機物が微生物によって酸化分解されるのに必要な酸素の量を表したもの。河川の有機汚濁指標として使用される。
西田川は、蒲郡市と岡崎市・豊川市との行政界を源として三河湾に流れ込んでいます。水質調査地点のある凱旋橋は蒲郡市の中央部南に位置し、普段周辺の水深は浅く川底を見ることができます。