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下水道の正しい使い方

ページID:0011686 更新日:2015年5月1日更新 印刷ページ表示

下水道は、何でも流せるゴミ箱ではありません。下水道施設に不適切なものを流すと、下水道が詰まったり、最悪の場合、汚れた水が海へ流れ出てしまう場合がありますので、下記の注意事項を守って頂き、適切な汚水処理が出来るように皆様のご協力をお願いします。
※不正な使用等により、下水道本管に閉塞等の障害が発生した場合の清掃等にかかる費用は、原因者に負担して頂く場合があります。

台所の残飯、ゴミを流さない

下水道浄化センターで行う汚水の浄化は、主に微生物の力を借りて行います。この微生物の数にも限りがありますので、残飯等が大量に流れ込んできますと、これらを十分処理することが出来ません。処理できない水は、海へ流れ出し、海を汚す原因となってしまいます。
顔アイコン 『どうすればいいの?』
お皿の油汚れは、キッチンペーパー等でふき取ってから、洗ってください。
お米のとぎ汁は植物への水やりに利用すると良いそうです。
最近では、無洗米というのも市販されていますので、こちらを利用してみてはどうでしょうか。

水洗トイレでは水に溶ける紙を使う

 水に溶けない紙をトイレットペーパーとして使用すると宅内配管、汚水本管の詰まりの原因となります。

台所からの油やアルコール、ガソリンを流さない

台所から流された油は、地中に埋設されている汚水管に入ると、急激に冷やされ、固化し、やがて管自体を塞いでしまいます。こうして固まった油は、石のように硬く、簡単に取り除くことができません。最悪の場合、トイレが流れなくなる等、通常の使用にも影響が出てきますので、十分ご注意ください。また、アルコールなどは汚水管を傷めてしまう場合があります。

顔アイコン 「どうすればいいの?」
台所からの油については、完全に冷ました後、紙等にしみこませたうえで、可燃ごみとして処分をお願いします。
ガソリン、灯油、エンジンオイル等は、販売店等に依頼して適切な処分をお願いします。これらを新聞等に染み込ませたり、エンジンオイルを燃えるゴミとして捨てることは出来ません。

マンホール・汚水ますにゴミや土砂、雨水を流さない。

 マンホールに土砂などを流すと宅内配管、汚水本管の詰まりの原因となります。
顔アイコン 「どうすればいいの?」
「ゴミや土砂はいけないと思うけど、雨水なら汚水管の汚れもとれていいんじゃないの?」と思われがちですが、もともと汚水管は、雨水管のように大量の水を流す大きさになっていません。汚水管に雨水を流し込むと、周辺のお宅の排水の流れが悪くなるなどの影響がでます。最悪の場合、下水道浄化センターにいる汚水を浄化するための微生物を海へ流してしまうということも考えられます。適切な浄化環境を整えるため、ご協力をお願いします。