本文
古文書(こもんじょ)とは、広い意味で「古い文書」「古くなった文書」の事を差します。
クネクネとしたくずし字で記されているため、一見するとよく分からないものですが、過去の姿を伝えてくれる貴重な史料です。
蒲郡においては、過去に大きな風水害や火事があったため、残念ながら江戸時代以前の古文書はあまり多く残っておりません。
こうしたなか、蒲郡に残る古文書の中でも比較的多いのが、「争論」(そうろん、争いのこと)に関するものです。
これらの争論は海や山といった自然の利用をめぐって起こっており、当時の人々にとって重要な問題であったことが分かります。
江戸時代の蒲郡というと、市内の中心部に蒲形陣屋を構えて村を支配していた竹谷松平を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回の企画展では、少し視点を変えてみて、この地域に住む人々にとって重要な問題であった争論をテーマに蒲郡の歴史をご紹介します。
市指定文化財「論争古文書」(天和2年[1682])
「深溝村・一色村山論絵図」(寛文3年[1663])
開館時間/10時00分から17時00分(入館は16時30分) 休館日/月曜日・第3火曜日
〒443-0035 愛知県蒲郡市栄町10番22号
蒲郡市
法人番号3000020232149
〒443-8601 愛知県蒲郡市旭町17番1号
Tel:0533-66-1111(代表)
開庁時間:平日午前8時30分から午後5時15分まで(土日・祝日・年末年始を除く)