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高齢者うつについて

ページID:0191139 更新日:2019年3月15日更新 印刷ページ表示

高齢者うつをご存知ですか?

 高齢になると環境の変化・加齢に伴う衰え・病気などが原因で、うつ病になりやすいといわれています。あなた自身やご家族が「最近元気がない」「ボーっとしていることが多くなった」など、いつもと様子が違うと感じたら、もしかしたら高齢者うつかもしれません。

高齢者うつって?

 高齢者のうつ病は、若い人のうつ病と違い、気分の落ち込みなどの症状があまり現れません。また、認知症と間違えられることも多く、受診が遅れ症状が悪化してしまうと、最悪の場合自ら命を絶ってしまうこともあるので、注意が必要です。また、定年退職、引越し、子どもの結婚・独立といった環境的要因や、配偶者やペットが亡くなった、病気、肉体的・精神的な衰えといった心理的要因など、孤独感や喪失感がうつ病の引き金になりやすいといわれています。

高齢者うつと認知症の違い
 

高齢者うつ

認知症

症状の進行

短時間で複数の症状が表
れる
徐々に進行する場合が
多い

物忘れ

突然思い出せなくなる

本人に自覚がある

軽度から徐々に進行する

本人に自覚がない

気分の落ち込み

自責の念が強く、悲観的に
なる
自責の念はない

症状の変動

朝方調子が悪く、夕方にな
るにつれて良くなる
変動は少ない

あなたは大丈夫? 「高齢者うつチェック」

 過去2週間のあなた( 家族) の様子について、当てはまるものをチェックしてみてください。2つ以上の項目に当てはまり、ほとんど毎日続いているような場合は、うつ病の可能性があります。

高齢者うつチェック

うつ病は治る病気です

  うつ病は誰にでも起こる可能性がありますが、医療機関を受診し適切な治療を受けることで改善します。早めの受診につなげるためにも、うつ病のサインにいち早く気づくことが大切です。
 65 歳以上の高齢者で希望される方は「基本チェックリスト」を受けることができます。簡単な設問に回答することで心身の状態が確認でき、必要に応じて支援の相談も受けられます。
 自分や家族の状態で気になることがあば、長寿課または住んでいる地区の地域包括支援センターにご相談ください。