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家庭で介護されている方へ

ページID:0201501 更新日:2021年8月26日更新 印刷ページ表示

 家族の介護について、一人や家族だけで抱え込んで困ったり、悩んだり、またそのようなご家族を心配している方はいませんか?そのような方は、あなただけではありません。家族のことを他の人に相談するのは恥だとか、家族のことは自分が一番よく分かっているし介護は家族でするべきだなど思われる方もいるかも知れませんが、負担を抱えすぎてご自身が体調不良になってしまったら、そのご家族も周りもさらに困ってしまいます。負担を抱えすぎないうちに地域の方や相談機関に是非、相談してください。

また、介護保険制度は、要介護者の自立を促すとともに、介護者の負担を軽減するために作られた制度です。介護の負担を抱え込む前に上手に利用していくことをお勧めします。

介護者を支える方々は、介護者がサービスを使って上手に介護を続けていけるよう、声かけや手助けをしてくださるとよいでしょう。

以下に掲げた各種取り組みも参考にして、介護について誰かに気軽に相談していきましょう。

1 民生委員・児童委員

 地域の一番身近な相談役です。地域のつながりが希薄になるなかで、社会福祉の精神をもって福祉の分野で活躍し、 市役所や社会福祉協議会、地域包括支援センターなどの相談機関と皆さんをつなぐパイプ役として地域で活動されています。

2 地域包括支援センター

 高齢者の皆さんが、住みなれた地域で安心して生活を続けられるよう支援する総合相談窓口です。中学校区ごとに担当が決められており、市内5箇所のセンターがあります。

3 介護保険と居宅会議支援事業所のケアマネジャー

 介護保険の申請は、市役所長寿課(東三河広域連合蒲郡窓口)で行なうことができますし、来庁が難しい場合は、地域包括支援センターがお手伝いし、代行申請をすることもできます。認定で要支援認定を受けた場合は、地域包括支援センターの職員が、要介護認定を受けた場合は、ケアマネジャーがサービス利用計画を作成し、区分に基づいて介護保険の様々なサービスを利用していただけるようお手伝いします。ご本人の自立を高めるもののほか、介護の負担を軽減できるものもありますので、気兼ねなく地域包括支援センターの職員やケアマネジャーに相談してみましょう。また、ケアマネジャーに家族の気持ちなどを知ってもらうことも大変大切です。どのように伝えてよいか分からないというかたは、「介護家族よりケアマネジャーに伝えたいこと」を活用してみてください。

4 家庭介護者のつどい

 家庭で介護されている介護者が集まって悩み事や気分転換などの交流会を開催しています。

5 認知症が心配な方とその家族の方へ

 認知症家族の交流会・・・月に1度、認知症の家族を介護している方々の悩み事の相談や情報交換、経験者からの介護支援情報提供の場として開催しています。

 認知症初期集中支援チーム・・・認知症の疑いのある高齢者の早期対応を目指し、医療や介護に繋がっていない、またはそれらに困難な状況がある場合に、医療関係者を含めたチームが支援を行っています。

6 介護で仕事を辞める前に

 介護休業制度などの様々な制度も整ってきています。愛知県労働局では、雇用環境・均等部(052-857-0312)で相談を受付けています。

7 介護マーク

 介護する方が外出時に身に付ける介護マーク(首に掛けるケース入り)を配布しています。

8 ケアラー手帳

 介護されているご家族や支援者の方のための手帳です。各種情報、事例紹介のほか、ご自身の心身の状況を記載していただくことができます。ケアマネジャーなどに見ていただくなどして、ご自身では気づかない異変にもらうためにもご利用いただければと思います。

9 特別障害者手当

 精神又は身体に著しく重度の障害を有するため、日常生活において常時特別の介護を必要とする状態にある在宅の20歳以上の方に支給されます。

 診断書に基づき審査を行うため、障害者手帳を持たれていない方でも対象になることがあります。

 申請方法や対象者については福祉課へご確認ください。

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