本文
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取り組みを行っています。
わが国でも公益社団法人「認知症の人と家族の会」がポスターやリーフレットを作成し、認知症への理解を呼びかけるなどの活動を行っています。
この機会に、本市でも各種事業を実施しております。
認知症のイメージカラーであるオレンジのライトアップが各地で行われています。本市では蒲郡競艇場の協力により、10月15日より21日まで、「ボートレース蒲郡ウエストガーデン」において、オレンジライトアップを行いました。
市役所本館で世界アルツハイマー月間啓発用懸垂幕を設置しました。期間は9月1日から30日です。
令和4年9月17日土曜日、世界アルツハイマー月間啓発事業の一環として、令和4年度市民向け認知症講座「認知症フレンドリー講座」を市民会館にて実施しました。
この講座は、認知症専門医や当事者、認知症VR体験などを通じて、認知症のことや当事者(本人・介護者)の思い、体験を知っていただくことで、認知症に関する偏見をなくすとともに、認知症になっても地域の皆さんの温かい見守りや制度などの支援を受けて、安心して生活できるまちを目指す講座です。
当日は、定員40名いっぱいの参加をいただき、皆さん真剣に受講いただきました。
認知症フレンドリー講座チラシ [PDFファイル/381KB]
・自分も高齢となり、認知症のことを学ぶ良い機会となった。
・VR体験で幻視など具体的体験ができてよかった。
・ご本人の話が聞けてよかった。
・接し方について勉強になった。難しく考えず、普通に接していきたいと思いました。
・認知症の人に寄り添えるよう役立てていきたい。
世界アルツハイマーデーである9月21日水曜日に「夜の認知症サポーター養成講座」を行いました。お仕事をしている方にもご参加いただきやすいように夜7時からの開催としたところ、23名の参加者中、30代1名、40代1名、50代6名、60代10名と若い世代の方々に参加いただくことができました。
・夜の開催だったので参加することができました。
・声のかけ方や対応方法など、よく理解できました。
・困っている人がいたら、勇気をだして対応したいと思いました。
・自分に何ができるのか考えるきっかけになりました。
・わかりやすいテキストや寸劇もあり分かりやすかったです。
・相談先があることがわかり、心強く感じました。
世界アルツハイマー月間の関連企画として、市立図書館の一般室の今月の特集コーナーで、認知症を特集していただきました。