本文
わが国では人口減少が進む中、65歳以上の高齢者人口の占める割合が今後も上昇することが予測されており、人口構成に大きな影響力を持つ「団塊の世代」が後期高齢者になる令和7年には医療や介護の需要はさらに増大することが予想されています。このようなことを背景に、国では高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう「地域包括ケアシステムの構築」を推進しています。また一人ひとりが役割を持ち、支えあいながら、自分らしく活躍できる「地域共生社会の実現」を提唱しており、すべての人を社会全体で包括し、互いに支えあう、社会づくりを進めています。
このような国の動向を踏まえつつ、蒲郡市においても「地域包括ケアシステムの構築」や「地域共生社会の実現」に向けた取り組みをより一層推進していくために、「蒲郡市第9期高齢者福祉計画」を策定しました。