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食中毒とは、なんらかの有毒・有害物質が食品(飲食物)の中に入っていて、それを飲食し、胃腸炎などの急性障害をひきおこす疾患のことを言います。
主な症状としては、下痢、腹痛、嘔吐、発熱などです。
これら食中毒は、1年を通じて発生しています。
出典・引用:厚生労働省 食中毒発生統計(概要版)資料「月別食中毒発生状況」一部抜粋
全国および愛知県における食中毒統計については、以下の項目をクリックしてご覧になれます。
細菌やウイルス、自然毒、化学物質、寄生虫などさまざまなものがあります。
例えば、加熱が不十分な卵、肉や魚に生息することのあるサルモネラ菌、加熱が不十分な鶏肉や生野菜などに生息することのあるカンピロバクター、カキなどに生息することのあるノロウイルス、また、フグやきのこに含まれる自然毒によって食中毒が発生することもあります。
それぞれ、症状が出るまでの期間やその症状、予防方法は異なります。
食中毒は、人が一定量の菌やウイルスを摂取すると発症します。
例えば、腸炎ビブリオなどは、10,000個以上の菌量の摂取で発症しますが、少量で感染する微生物は、500個以下、中でも、ノロウイルスや腸管出血性大腸菌O157などは、わずか10〜100個程度の菌量の摂取で食中毒を発症します。
細菌やウイルス、有害な物質などが付着したものを食べることによって起こります。
たとえば、細菌やウイルスがついた手で料理することにより、食品にそれらが付着し、それを食べることで食中毒が起こることがあります。
また、暖かい場所に長い時間、食品を放置しておくことで、細菌やウイルスが増殖しやすくなります。このため、長時間にわたって冷蔵庫や冷凍庫で保存せずにいた食品を食べることで食中毒が起こる可能性もあります。
最近では、寄生虫(アニサキスやクドア等)による食中毒の発生も多くみられています。食品の鮮度や目視での確認等、予防対策方法を知り、注意を払うことも必要でしょう。
詳しい情報については、下記項目からご覧になり、参考になさってください。
感染対策の基本である「手洗い」をこまめに、正しく行うことが大切です。また、手洗いを行うタイミングも意識するとより良いでしょう。
また、食中毒の二次感染予防目的のためにも、清潔な環境を心がけましょう。
その他、以下の資料を参考になさり、日頃の感染予防対策を見なおしてみましょう。
厚生労働省 食中毒 家庭でできる食中毒予防の6つのポイント [PDFファイル/877KB]
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