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第38回蒲郡俊成短歌大会において、蒲郡市内小中学生の部を開催しました。
今年で8年目となるこの部門は、蒲郡の子供たちに藤原俊成卿の愛した短歌に親しみ、郷土を愛する心を持って、豊かな感性や表現力を育んでいただくことを目的として開催しております。
今年の応募は、3,618首と昨年に引き続き、3,000首を超える多くの作品が集まりました。
※学校名・学年は応募時(令和5年2月時点)のものです。
雨の音 ただ落ちていく だけなのに どこか心に 思いがつもる
梅田 颯汰 (三谷東小学校5年)
プラバンで つくったぼくの カブトムシ なつの青ぞら とんだらいいな
三好 陽向 (形原北小学校1年)
犬が来た どすんと座る 岩のよう まだ終わってない 宿題の上に
鈴木 晴貴 (塩津小学校6年)
とびばこで あしをいっぱい ひろげるよ 六だんちょうせん ぜん力ではしる
天野 颯人 (形原北小学校1年)
下校中 私のとなりで 歩いてる 君の笑顔が とてもまぶしい
小田 藻琴 (蒲郡北部小学校5年)
※学校名・学年は応募時(令和5年2月時点)のものです。
きんもくせい 香ってきたら 着く合図 甘い香りの おばあちゃん家
平野 琉空 (三谷中学校3年)
私はね 有名かも しれないな いちょうカーペットを 歩いてるから
鈴木 瑠乃 (三谷中学校1年)
その人は 自分をそんなに かえてまで 仲良くしたい 人なんですか
金澤 鼓太朗 (蒲郡中学校2年)
ライト越え セカンドベース 駆け抜けて 初めて挙げた 右手の拳
永島 来星 (中部中学校2年)
橙に 染まる遥かな 水平線 印象派だねと 僕は呟く
笹原 祥照 (海陽中等教育学校3年)