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第39回大会優秀作品(市内学生の部)

ページID:195671585 更新日:2024年6月21日更新 印刷ページ表示

 第39回蒲郡俊成短歌大会において、蒲郡市内学生の部を開催しました。

 今年で9年目となるこの部門は、蒲郡の子供たちに藤原俊成卿の愛した短歌に親しみ、郷土を愛する心を持って、豊かな感性や表現力を育んでいただくことを目的として開催しております。
 今回より新たに高校生の部を加え、「蒲郡市内学生の部」として開催しております。

 今年の応募につきましても、3,524首と、3,000首を超える多くの作品が集まりました。

小学生の部

※学校名・学年は応募時(令和6年2月時点)のものです。

最優秀賞

 秋になり 赤や黄色に そまりゆく 山が遠くを 見ているみたい 

 本多 世奈 (蒲郡西部小学校4年)

優秀賞

 ぼくならば うつかうたぬか ごんのこと なんどかんがえ でもでぬこたえ

 武藤 颯大 (三谷東小学校3年)

 

 九九を言う 頭の中が パニックだ 家ぞくをさそい さあもう一ど

 黒柳※ 香苗 (蒲郡北部小学校2年) (※柳の字は、正しくは、つくりの真ん中が夕)

審査員特別賞

 虹が出る そのしゅんかんは いっしゅんだ まるで私の この6年間

 馬場 宥里 (形原北小学校6年)

 

 にいちゃんと 学校行くの あとすこし 大きなせなか ぼくのあこがれ

 千賀 陽太  (蒲郡北部小学校2年)

中学生の部

※学校名・学年は応募時(令和6年2月時点)のものです。

最優秀賞

 私より 背の高いネット こえた時 私の気持ちも 高く上がった

 鳥居 なつみ (形原中学校1年)

優秀賞

 震災の 被害を受けた 元日よ なにもできない 僕のむなしさ

 渡邉 真人 (海陽中等教育学校3年)

 

 カラカラと 神社に響く 絵馬の音 かなうといいな みんなの願い

 松井 凛 (三谷中学校1年)

審査員特別賞

 見上げれば あざやかな葉っぱ その下に 舞い落ちる葉が 孤どくのようだ

 北山 彩音 (蒲郡中学校2年)

 

 この時間が いちばん好きだ 夕方の 校舎に響く 楽器の音色

 板倉 瑠花 (形原中学校2年)

高校生の部

※学校名・学年は応募時(令和6年2月時点)のものです。

最優秀賞

 演劇部 みんなで創る ストーリー 響き渡る ブザーの音が

 丹下 愛菜 (蒲郡高等学校1年)

優秀賞

 月明かり 静かに水面を 照らす夜に 思い巡らす ひとときの夢

 堀田 了也 (海陽中等教育学校4年)

 

 雪が降り 雪がつもった 公園で 一人ぽつんと 雪だるまがいた

 鈴木 結稀 (蒲郡高等学校1年)

審査員特別賞

 危険物 取扱者 友目指す 強い眼差し 背を押す自分           

 伊藤 優 (三谷水産高等学校2年)

 

 あの頃は あんなに違った 身長も 今では同じ 妹の目線

 鈴木 閏愛 (蒲郡高等学校1年)


大会のあゆみ
過去の優秀作品