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第40回大会優秀作品(市内学生の部)

ページID:195671586 更新日:2025年7月7日更新 印刷ページ表示

 第40回蒲郡俊成短歌大会において、蒲郡市内学生の部を開催しました。

 今年で10目となるこの部門は、蒲郡の子供たちに藤原俊成卿の愛した短歌に親しみ、郷土を愛する心を持って、豊かな感性や表現力を育んでいただくことを目的として開催しています。
 今年の応募につきましても、3,785首と、3,000首を超える多くの作品が集まりました。

小学生の部

※学校名・学年は応募時(令和7年1月時点)のものです。

最優秀賞

 ピーナッツ からから外に 出てこない まるで今の わたしのようだ 

 小浜 守眞琉 (蒲郡北部小学校6年)

優秀賞

 おおみそか みなが見つめる 時計には あと一秒の 秒針がある

 中野 智規 (西浦小学校5年)

 

 あさがおを はじめてそだてて さわったよ つるはざらざら 花はふわふわ

 酒井 沙菜 (形原小学校1年)

審査員特別賞

 夕暮れに しなやかに飛ぶ 赤とんぼ 秋はこびくる はいたつやさん

 富永 陽葵 (大塚小学校6年)

 

 まんまるの 月をみながら かんがえる 今日のテストは ぜんぶまるかな

 藤田 海玲  (三谷小学校4年)

中学生の部

※学校名・学年は応募時(令和7年1月時点)のものです。

最優秀賞

 放課中 窓に集まり 日光浴 ミーアキャットの 大群みたい

 小嶋 萌叶 (形原中学校2年)

優秀賞

 夜の空 星の居場所は 変わらずに 何年前も 何年先も

 小田 琢磨 (形原中学校1年)

 

 大丈夫 毎日とても 楽しいよ 小六の私に そう伝えたい

 國松 妃花 (蒲郡中学校1年)

審査員特別賞

 夜遅く 教科書閉じても 「おやすみ」を 言うまで起きて いてくれる母

 永島 千世 (中部中学校3年)

 

 ハチマキを 硬く結んだ その瞬間 チームの心が 一つになった

 稲吉 美涼 (西浦中学校1年)

高校生の部

※学校名・学年は応募時(令和7年1月時点)のものです。

最優秀賞

 水面よし 世界が変わる 海の中 気持ちが高ぶる アナザースカイ

 高西※ 瑚々奈 (三谷水産高等学校2年) (※高の字は正しくは、「はしごだか」)

優秀賞

 銭湯で お風呂上がりの 瓶コーヒー これがなければ 終われないんだ

 谷口 とわ (蒲郡高等学校1年)

 

 雪山を いまかいまかと 待ちながら スノーボードに ワックスを塗る

 南側 凜司 (海陽中等教育学校4年)

審査員特別賞

 あの時に 君に言えずに いた気持ち いつかあなたに 贈るよこの詩           

 比嘉 ユウキ (三谷水産高等学校1年)

 

 秋の空 大きな海を 泳いでる 鰯の群れは どこへ向かうか

 上嶋 啓太 (海陽中等教育学校4年)


大会のあゆみ
過去の優秀作品