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第37回蒲郡俊成短歌大会において、蒲郡市内小中学生の部を開催しました。
今年で7年目となるこの部門は、蒲郡の子供たちに藤原俊成卿の愛した短歌に親しみ、郷土を愛する心を持って、豊かな感性や表現力を育んでいただくことを目的として開催しております。
今年の応募は、3,340首と昨年に引き続き、3,000首を超える多くの作品が集まりました。
※学校名・学年は応募時(令和4年2月時点)のものです。
どっこらしょつくえの上にすわるねこ われは神だと言わんばかりに
平野 愛美 (塩津小学校5年)
少し前セミがうるさく鳴いていた けれども今は風がさみしい
鈴木 夢生 (竹島小学校5年)
ハイッハイッと次々に聞こえる仲間の声 みんなでつなぐ最後のバトン
三田 心結 (形原小学校6年)
夕やけにカラスのむれがあつまるよ ぼくらといっしょで下校中かな
磯部 あゆみ (蒲郡東部小学校2年)
冬休みふとんの中やおふろでも たくさんとなえた九九のじゅもん
今泉 奈穂 (三谷東小学校2年)
※学校名・学年は応募時(令和4年2月時点)のものです。
群青の海の遠くに貨物船 どこから来たの?声投げかける
谷村 瞬介 (海陽中等教育学校2年)
七人の音を楽しむアンサンブル 一つの音に思いをのせて
神谷 紅那 (形原中学校2年)
冬の木を見上げて思うあと少し こんな自分が先輩になる
岡田 佑紀 (三谷中学校1年)
教科書の片隅にあるらくがきが あの日の僕を思いださせる
山本 満暉 (塩津中学校3年)
友達とみんなで遊んだあの公園 海の音色が今日も聞こえる
星野 広翔 (形原中学校2年)
蒲郡市
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