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想定される震度分布図、液状化現象が予想される地域が記載されています。 ⇒蒲郡市ハザードマップ
地震の規模マグニチュード 9.0(過去地震災害モデル)
区分 | 過去地震災害モデル | 理論上最大モデル |
---|---|---|
最大津波高 | 3.6メートル | 5.0メートル |
津波到達時間(+30センチ) | 59分 | 55分 |
南海トラフで繰り返し発生している地震・津波のうち、過去に発生したことが明らかで規模の大きいもの(宝永地震、安政東海地震、安政南海地震、昭和東南海地震、昭和南海地震の5地震)を重ね合わせたモデル。
南海トラフで発生するおそれのある地震・津波のうち、千年に一度、あるいはそれよりもっと発生頻度が低いものであり、あらゆる可能性を考慮した最大クラスのモデル。
愛知県発表の被害想定(理論上最大モデル)では、蒲郡市には地震発生から55分後に高さ5メートルの津波が到達すると想定されています。
色が付いている地域は津波で浸水するおそれがあるところです。
津波ハザードマップで浸水想定区域を詳しく調べることができます。 ⇒蒲郡市津波ハザードマップ
愛知県のホームページから拡大した地図データがご覧いただけます。 ⇒愛知県防災学習システム >防災マップを見る
こちらのページをご覧ください。 ⇒標高(海抜)を調べることができます
緊急避難場所として市内の学校の校庭や公園が指定されていますが、余裕があれば少しでも高いところを目指して逃げましょう。校庭や公園よりも近くの建物のほうが高ければ、迷わず高いところを選んでください。
逃げるときに車で移動すると、渋滞に巻き込まれて動けなくなるおそれがあります。可能な限り車の使用を避け、近くの高い土地や建物を目指してください。
市の施設だけではなく、県営住宅や民間のマンションでも津波避難ビルとして登録されているところがありますので、ご利用いただけます。
建物名 | 所在地 | |
---|---|---|
1 | エスポワール蒲郡 | 三谷町須田10−54 |
2 | エスポワール蒲郡II | 三谷町須田10−3 |
3 | サンシティ三谷ガーデン | 三谷町須田10−46 |
4 | シャトレー三谷 | 三谷町西畑35−7 |
5 | 蒲郡クラシックホテル | 竹島町15−1 |
6 | 蒲郡市モーターボート競艇場 | 竹谷町大田新田1−1 |
7 | 蒲郡市下水道浄化センター | 浜町42 |
8 | 愛知太陽の家 | 形原町北浜28−1 |
9 | 県営春日浦住宅1棟 | 形原町春日浦5−2 |
10 | 県営春日浦住宅2棟 | 形原町春日浦5−2 |
避難生活を送る「指定避難所」は、市内に46ヶ所用意してあります。 ⇒指定避難所一覧
「この地区の人は必ずこの避難所に行かなくてはならない」という決まりはありません。お住まいの地区から離れて、親せきやお知り合いのいる避難所に避難することもできます。
自宅が被害を受けていても、建物に歪みなどがなく安全が確認された時は自宅に留まることもできます。
お近くの指定避難場所で在宅避難の届出をすることで物資の提供が受けられます。
大地震が発生すると道路が寸断され、食料品などの物流が止まってしまう可能性があります。最低でも3日分、できれば7日分の食料・飲料水を備蓄しましょう。
また、地震の揺れでトイレの配管が壊れていることが予想されます。アパートなどの集合住宅では下の階に汚物が溢れてしまうことがありますので、配管の無事が確認できるまではトイレに汚物を流さず、便座にビニール製をかぶせて使用してください。使用後のビニール製は口を固く縛り、燃えるゴミとして捨ててください。
避難所はペットの受け入れができますので、迷わず連れて逃げてください。
フードやトイレシートなどのペット用品の備蓄はありませんので、ペットの必需品も必ず備蓄し、非常持ち出し袋に入れておいてください。ただし、避難所ではアレルギーの方を考慮して人とペットは同じ室内で生活することはできません。ペットは人の生活場所から少し離れた場所で過ごすことになります。
災害が発生してもペットと一緒にいられるよう、平時から備えておきましょう。ペット防災についてはこちらをご覧ください ⇒ペット防災手帳
出典:内閣府「南海トラフ巨大地震の被害想定について(施設等の被害)」(令和元年6月)
あらかじめ家族などで話し合い、「家が壊れた時は○○小学校の体育館に逃げよう」など、避難先や連絡方法などを決めておきましょう。
指定避難所にはNTTの災害時特設公衆電話が設置してあります。NTTの災害時伝言ダイヤル「171」で家族などと連絡をとることができます。
倒れた家具の下敷きや避難の妨げとならないよう、固定しておきましょう。
対象者の条件はありますが、家具4点まで無料で固定できる事業が危機管理課にあります。 ⇒家具等転倒防止事業
大地震で停電した後に電力が復旧した時、倒れたストーブがONになって付近の燃えやすいものに火が付く、また切れたコードから出火するなどの「通電火災」を防ぐため、感震ブレーカーを設置しましょう。
分電盤タイプ、コンセントタイプなどがあります。危機管理課に設置費用の一部(最大1万円)を補助する制度があります。 ⇒感震ブレーカー設置補助金
市道や公共施設に面し、ヒビや傾きがあり、地震の揺れで倒れるおそれがあるブロック塀を撤去するときは、危機管理課から撤去費用の一部(最大10万円)を補助する制度があります。 ⇒ブロック塀等撤去補助事業
地震の名称 | 発生年月日 |
震央地名 (地震規模M) |
被害の概要 |
---|---|---|---|
明応地震 |
明応7年8月25日 西暦1498年 |
遠州灘 (8.3) |
塩津地区で最大4メートルの津波が記録され、白山神社が津波被害を受け現在地に移転した。形原地区と西浦地区では2メートル、蒲郡地区では1メートルの津波が襲来した。 |
宝永地震 |
宝永4年10月4日 西暦1707年 |
東海道沖 (8.3) |
三河湾沿岸で3〜5メートルの津波があり、鹿島地区の塩田の約3割に、竹谷地区の塩田も潮が入り被害を受けた。 |
安政南海地震 |
嘉永7(安政元年)11月5日 西暦1854年 |
紀伊半島沖 (8.4) |
西浦地区で最大2メートルの津波が襲来し、家屋が浸水。松山を波が打ち越したと記録されている。塩津地区では太田新田の堤防が決壊し、犬飼港の堤防が流され、拾石陣屋(逸見陣屋)跡地も津波被害。太平洋岸では堀切(田原市渥美町)に巨大津波が襲来した。 |
三河地震 |
昭和20年1月13日 西暦1945年 |
三河湾 (7.1) |
塩津地区で60センチの津波が塩田に侵入し、形原地区の音羽から下市付近まで70センチの沈下、旧形原漁港で1.5メートルの隆起があった。「下市に津波がきた」、「林光寺付近の家の前は海だった」と住民証言が記録されている。蒲郡地区には1メートルほどの津波が襲来した。 |
昭和南海地震 |
昭和21年12月21日 西暦1946年 |
南海沖 (8.1) |
形原漁港では2メートルを超す潮位を観測した。 |
※上記の記録は、平成26年に東三河地域防災協議会が作成した「愛知県東三河地域における地震による津波の歴史」から抜粋
※上記の記録の調査は文献等資料によるもので、科学的根拠に基づくものではありません。
PDFデータ⇒ 愛知県東三河地域における地震による津波の歴史 [PDFファイル/1.38MB]
蒲郡市視聴覚ライブラリーが平成22(2010)年8月1日に作成し、教材として使用していた三河地震の記録が、国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)のページからご覧いただけます。
三河地震の記録⇒ 「わすれじの記」
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